5th day, Vaticano
今日、午前はヴァティカン観光の予定。
ホテルをチェックアウト、ラゲッジは預けておく。
さあヴァティカン観光へ。
徒歩でテルミニ駅へ向かう。
ローマに囲まれたヴァティカン市国は、イタリアの隣国。
とはいえメトロ(ローマ地下鉄)で行くことができる。
スリが多いらしいので注意しながら、朝のラッシュに乗車。
ローマ地下鉄テルミニ駅
Stazione di Termini / Metropolitana di Roma
メトロでテルミニ駅から、オッタヴィアーノ駅へ。
ローマ地下鉄オッタヴィアーノ駅
Stazione di Ottaviano / Metropolitana di Roma
人口わずか1000人という小さな国。
でありながら、世界に約11億人はいるといわれるカトリックの総本山。
ヴァティカン博物館見学が楽しみである。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
9時の開館時間前にちょうどヴァティカン博物館へ。
エントランスはすでに長蛇の列。
私は、日本で事前にアドミッション・チケットをネットでブッキング済み。
バウチャーを見せてそのまま、セキュリティチェックを通過。
エントランスで日本語のオーディオガイドを借りる。
ただ、借りるにはパスポートを預けなければならない。
入国審査もないのに。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
歴代法王のプライベートコレクションを公開する世界有数の美術館。ラファエッロ、ミケランジェロ、ボッティチェッリなど著名な画家による傑作が展示されている。また、入口は観光客で混み合うので、開館時間に間に合うよう、早めに出かけたい。
『 地球の歩き方 』より
ピオ・クレメンティーノ美術館 Museo Pio Clementino
まず、ベルヴェデーレの中庭へ。
バチカン博物館
Musei Vaticani
アポクシュオメノス Apoxyómenos
舌を噛みそうな名前。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ベルヴェデーレのアポロ Apollo del Belvedere
作品ひとつひとつを見るが、レプリカであろうか。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
保存状態が良すぎるような気がしてならない。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
なぜなら、八角形の中庭には屋根がない。
外に置いてあるのに不思議である。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
聖ヘレナの石棺 Sarcofago di Santa Elena
教科書に載っていそうな代物。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ピオ・クレメンティーノ美術館終了。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
グレゴリアーノ・エジプト博物館 Museo Gregoriano Egizio
古代エジプトとキリスト教と何の関係があるのか。
当時、バチカンから見て珍しい品なら何でも良かったのであろうか。
バチカン博物館
Musei Vaticani
ヴァティカン博物館は「 Musei Vaticani 」。
「 Museo 」ではなく複数形。
ここには美術館・博物館・ギャラリー・礼拝堂などがある。
理由はその全部で24もの総称であるからだそう。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
展示コースはなんと全長で7kmにもおよぶ。
全部じっくり観るとなると1週間通い詰めなければならない。
それともヴァティカンの職員になるかだが。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
大燭台のギャラリー Galleria dei Candelabri
エントランス両側に大きな燭台が置いてあるのがわかる。
ギャラリーの名前の由来である。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
天井のフレスコ画にまず目が行く。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ギャラリーとはいってもいわゆる廊下に置いてあるだけ。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
床は大理石がふんだんに使われている。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
廊下なので一度通るとほぼ戻れない。
大燭台のギャラリー終了。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
タペストリーのギャラリー Galleria degli Arazzi
イエスの誕生を表現している。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
見学者との比較でどれほど大きいタペストリーであるかわかる。
バチカン博物館
Musei Vaticani
写真に収めるのも大変である。
真ん中のタペストリーはキリストの復活を表現している。
復活に驚き、おののく兵士たちの姿が見てとらえる。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
光と影の明暗の段階的対比によって立体感を表す画法。
天井画も素晴らしい。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
地図のギャラリー Galleria delle Carte Geografiche
イタリアの各地の地図が画になって飾られている。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ひとつひとつが丁寧に描かれている。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
額縁だけでも大変高価なものではないだろうか。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
一番驚くのは天井画。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
よく見ると細かい装飾が施されている。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
どれだけの人がどれだけの歳月を要したのであろうか。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
地図のギャラリー終了。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ソビエスキの間 Sala Sobieski
当たり前だが、絵画になると宗教画が多い。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
無原罪のマリアの部屋 Sala dell'Immacolata
教理の公認と天国が描かれた画。
バチカン博物館
Musei Vaticani
「 聖母マリアはインマコラータ(無原罪) 」であると定義した教皇。
正面に聖母マリア像が見える。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ラファエッロの間 Stanze di Raffaello
まずは火災の間の天井画。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
それからコンスタンティヌスの間。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ミルヴィオ橋の戦い Battaglia di Ponte Milvio
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
コンスタンティヌス帝の洗礼 The Baptism of Constantine
『 ミルヴィオ橋の戦い 』の反対側。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ラファエッロの間はこの後、ヘリオドロスの間へ。
そしてもうひとつ署名の間へと続く。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
壁だけではなく天井も見逃せない。
何時間もいると首が痛くなるほどである。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
システィーナ礼拝堂 Cappella Sistina
いよいよヴァティカン博物館の目玉、システィーナ礼拝堂へ。
残念ながら【 撮影禁止 】。
ミケランジェロ作の『 最後の審判 』は祭壇側の壁に描かれている。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ヴァティカン図書館 Biblioteca Apostolica Vaticana
システィーナ礼拝堂の後は 図書館へと続く。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
すでに4時間ほど観てきたが、本当に展示品の数が多い。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
年配の男性2人が、写真の撮り方で言い合いしている。
みんな最後まで大変な道のり。
本当にお疲れさんである。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
ブラマンテの螺旋階段 Scala di Bramante
最後に降りる有名な階段へ。
よく見ると二重螺旋、上りと下りに分かれている。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
最後はオーディオガイドを返却し、パスポートを返してもらう。
ヴァティカン博物館
Musei Vaticani
予定ではサン・ピエトロ大聖堂の中を見学する。
しかし、思った以上に時間を費やしてしまったのであきらめる。
サン・ピエトロ大聖堂
Basilica di San Pietro
心なしかヴァティカン博物館見学の後ではどこか優雅に見える。
サン・ピエトロ広場
Piazza San Pietro
警察車両もアルファ・ロメオ。
サン・ピエトロ広場
Piazza San Pietro
メトロでオッタヴィアーノ駅から、テルミニ駅へ。
駅から徒歩でホテルに戻る。
サン・ピエトロ広場
Piazza San Pietro